FRepは入力操作を記録・再生するAndroid 2.3~10向けツールです*。
頻繁に行う操作をいったん記録しておけば、ボタン1つで再生できます。自分の操作をそのまま再現できるので、どんなアプリにも対応できる自分だけの便利ボタンが作れます。
*Android 11以降の環境ではFRep2をご利用ください。
▼タッチやキー操作を記録/再生/編集・繰り返し再生
▼記録した操作をフローティングパネルで簡単に選択&再生
▼現在のアプリを認識して自動的に再生内容を選択
アンロックキーを購入することで、記録できる操作数が無制限に解放され、さらにTaskerプラグインなど追加機能を利用できるようになります。
[使用例]
- メニューやボタンを順番に押す操作で公共WiFiやテザリングの認証確認を自動化
- ドラッグやフリックを記録してブラウザの自動スクロールやジェスチャのボタン化
- 仮想キーボードから一定間隔のスペースキー押下を登録して自動ページ送り
- 通信待ちの多いアプリの次の操作を見越して一定時間後または連続でボタン押下
- カメラアプリの手ブレの防止、普段は指で隠れてしまう画面の確認など
- 自動実行アプリからFRepショートカット/プラグインを利用した操作の自動化
- 複数アプリの連携デモンストレーションの作成
※本アプリはご使用の端末によって動作しない場合があります。
▼事前設定について
アプリの動作にはWindows/Mac/Linuxまたは別のAndroidと接続しての事前設定が必要です(※)。FRepの初回起動時やAndroidの再起動時に設定を促すメッセージと手順が現れた場合は、接続先のWindows/Mac/LinuxまたはAndroidで下記のURLから設定ツールを取得して設定を行ってください。
FRep設定ツール配布ページ
http://strai.x0.com/frep-ja/#tool
※Root取得済みの端末を利用している場合は、この設定は不要です。初回起動時にスーパーユーザー(su)を許可するか、許可の設定後FRepのメニュー「Root状態の再確認」を選択してください。
チュートリアル
http://strai.x0.com/frep/category/tutorial
▼記録/再生の仕様
[パネルの呼出]
アプリを起動すると、通知バーにFRepのアイコンが現れます。どのアプリを起動している時でも、通知をタップすると半透明のパネルが現れます。いったんパネルの記録ボタンで操作を記録すると、以後現在のアプリと画面の向きを認識して既に記録のあるアプリ/画面の向きでは自動的にパネルが現れるようになります。
[記録モード]
- 標準: 電源ボタンを押すまで記録
- 自動終了: 電源ボタンを押さなくても一定時間操作しないでいると記録を終了
- 自動分割: 一定時間操作がない時を区切りとして断続的に記録を行い、自動的に再生プログラムを作成
※1つの操作記録は最大10分まで。自動分割については総記録時間の制限はありません。
[リピート再生]
記録した操作を繰り返し実行することができます。
[電源ボタン]
電源ボタンの操作は記録/再生できません。記録中に電源ボタンを押すと記録を終了し、その直前までの操作を記録できます。再生中に電源ボタンを押すと再生は中断されます。
[アプリ制限]
安全のため、電話アプリとGoogle Playアプリ、そしてFRep自身では記録・再生とも動作しません。その他のアプリに対する制限は個別に指定することができます。
[再生の割り込み中断]
記録の再生時に割り込んで操作を行うことで再生を中断できます。自動中断の設定とは別に指定できます。
※1 記録が正しく再生されない場合、オプションのデフォルト設定からこの機能(割り込み)をOFFにしてください。
※2 仮想キーボードの操作は操作割り込みでは停止しません。電源ボタンを押すか、通知をタップして中断してください。
[再生プログラムの編集]
アプリ起動や待ち時間の調整、アプリ確認、画像認識などを組み込んで操作の再現性を向上したり、状態によって分岐する操作を構築できます。記録したタッチ操作を編集し、ストロークごとに位置や間隔を調整したり、特定の操作を切り出すことが可能です。
▼カスタマイズ可能なオプション項目例
[通知の有無・通知音・バイブなどの設定]
[パネル・文字サイズ・透明度の変更]
[割り込み・再生デフォルト設定の変更]
[パネルのフリック・ドラッグ感度の変更]
▼注意事項・TIPS
- このアプリはACCESSIBILITY_SERVICE権限によるユーザー補助サービスを使用して現在のアプリを検出し、フローティングパネルの表示切り替え機能に使用します。
- ネットワークへのフルアクセス(INTERNET)権限は設定したプロセスとのlocalhost通信(機器内)のみに使用されます。
- 個人情報やパスワードなどを含む操作の記録はおやめください。
- 通信待ちやCPU使用率など、記録時と再生時の状況が異なる場合に意図しない操作になる場合があります。
通信や処理待ちは長めに待つ
、
ドラッグやフリック操作は始点から終点までしっかりタッチして離す
操作を記録すると良く再現する操作になります。プログラム編集では
アプリや画像の一致を待つ
条件を加えることもできます。
- 機種が異なる場合、記録に互換性はありません。
- Android 2.3.xでスクリーンショット画像に問題がある場合はオプション[撮影タイプ]を変更してみてください。
▼免責条項
本ソフトウェアおよびその利用により、ご使用の端末やそのデータに関する損害が生じても責任を負いかねます。ご自身の責任にてご使用ください。
▼サポート・バージョンアップについて
ご質問や対応を希望するデバイス、その他の希望などありましたらメールにてご連絡ください。不具合についてはAndroid端末よりレポートを送信してください。
携帯よりメールでお問い合わせの場合は、PCメールの受信を許可するよう設定してください
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